スタッフのみどりさん、矯正治療、順調に進んでいます。
最初は大変でした。
横に埋まっている親知らずを抜かない矯正は絶対にありえません。
骨の中を走る神経管に、横たわるように親知らずがあります。
麻痺が出ること間違いなしです。
CTで診てみると、
体を横たえるお釈迦様のようです。
とりあえず拝みましょう。
お釈迦様は休むとき、なんで右を下にするか知っていますか?
「臥像」とは横になっている像のことで「涅槃像(ねはんぞう)」「寝釈迦像」があります。
涅槃像、寝釈迦像共に釈迦像です。
小乗仏教の国では信仰の対象が釈迦如来だけに涅槃像、寝釈迦像が多いですが、
日本は大乗仏教ですのであまり見かけません。
「涅槃」とは煩悩の火を吹き消したことで、入滅とか入涅槃とも言います。
釈迦如来の涅槃(入滅)は頭を北向き、顔を西向き、横臥する姿勢で右手の手枕をした姿勢でした。
頭北面西の姿勢にすれば自然と右脇が下になります。
右脇を下にして休むことは身体の左にある心臓に負担を掛けない理想の寝姿です。
あ、妊婦さんは左を下にして休みましょう。
胎児がお母さんの下腿静脈を圧迫しないので血流が阻害されず、寝付きやすくなります。
思いっきり話が脱線しました。
さてみどりさんです。
抜歯後、やっぱり麻痺が出ましたが、二週間で回復しました。
少し顔が腫れて不細工になりました。
たまに怒ると、いまだに不細工です。
最近の矯正は白いワイヤーとブラケットを使うのであまり目立ちません。
ね、そんなに目立たないでしょ?
矯正のポイントですが、必ずセファロ分析をしましょう。
こんなレントゲン撮っていますか?
分析の無い矯正治療は危険です。
特に小児ではこれからの成長があるので絶対にセファロ分析が必要です。
矯正専門のレントゲン(セファロレントゲン)がないと分析できません。
なんとなく矯正はだめです。
取り返しのつかないことになります。
そして横に生えている親知らずは抜きましょう。
それと、大切なのがゆっくりやさしく矯正治療を進めることです。
そうしないと矯正治療は失敗します。
矯正治療の失敗は取り返しがつきません。
また、「矯正治療の失敗」でブログをアップしますね。
昨日はすてきな贈り物をありがとう★
そして!ボディークリームの香りの名前は”Giulietta”でしたよ!
みどりさん可愛いのにセンスもいい~(=^・^=)
Grazie mille!
乳母より