土曜日はオペの日でした。
最後のオペが終わったら、時計はもう次の日になっていました。
日曜日もまたオペ。
さすがに疲れました。
まだしばらく休みが無いので、ちょっと息抜きです。
若葉ウォーク側の牛角の裏に隠れ家的バーがあります。
名前は「ジエンドオブ・アー」。
土曜の夜(日曜の朝方)はゆで卵二つを食べて、缶ビールを二口飲んだらパソコンの前で気絶してました。
日曜日も何も口にしていなかったので、まずは何か食べないと。
フィッシュ&チップスと生ハム、チーズの盛り合わせを、カリフォルニアレモネードと流し込みました。
バーのマスター小泉さん。
腕は一流です。
都内の有名ホテルのラウンジで飲むより美味いカクテルを創ります。
「今日は寝てなくて食べてないから」と言うとサザン・カンフォートベースのカクテルを創ってくれました。
故ジャニス・ジョプリンが愛したリキュール。
サザンオールスターズの名前にもなったお酒です。
僕の飲むペースや酔い加減、体調を観察して最適なカクテルを出してくれます。
カウンターには40代で新しい人生を踏み出した人が並んでいました。
医療系の会社を退職した人、ウェディングプランナーになりたての人、色々です。
みんながんばっています。
最後に出してくれたカクテルはシャンボール・ロワイヤルでした。
17世紀のフランス。
ルイ14世の宮廷があったシャンボール城で、ラズベリーなどを漬け込んだリキュールで貴族たちをもてなしたことに由来したリキュール。
ラズベリー類の浸漬酒をベースに、ハチミツ、バニラ、ハーブ&スパイス、そしてコニャックの深みをアクセントに加えた、甘くまろやかな味わいと凝縮した果実味が特徴です。
シャンパンにシャンボールを加えたカクテル。
だいぶ遅い門出に乾杯です。