今日、日曜日はいつものように勉強会でした。
医療の最先端はやっぱりアメリカ。 国民皆保険制度の無い国です。
医療器械はやはりイスラエル製が良いみたいです。 悲しいですが、戦争がテクノロジーを加速させます。
講師はその道ではトップを走る男。人柄もよく好感が持てました。
20年前に渡米して最先端の医療に触れ、帰国して開業してからも学び続けています。
保険診療は一切しません。
今日の議題はハイテック・デンティストリー。
いかにして最新治療を日常診療に導入するかです。
保険診療に頼ることの将来性の無さ、保険診療からの脱却がテーマです。
確かに先生のおっしゃるとおり、年中無休、夜遅くまで診療なんて馬鹿げているかも知れませんね。
日本の歯科医院の看板は、確かにでかでかとしています。
アメリカは違います。
「Dr.〇〇’s Office」って小さく扉に書かれています。
それがプライドだそうです。
アメリカには国民皆保険制度がありません。
ドクターは週休三日が当たり前。
治療費は日本の10倍?
自分の持っている技術の全てを出し切れます。
最高の材料も使えます。
僕も昔、少しだけUCLAに行ったことがあります。
初任給いくらくらいなの?って聞いたら当時のレートで「2100万くらいだったら勤めるよ」って生徒が言ってました。
でも僕は、ミス・ユニバースや芸能人を治療することに興味はありません。
「郷ひろみ」を治療するのになんのステータスも感じません。
ビバリーヒルズ?ウォール街? どうでもいいです。
講師の先生にインタビューされました。
「先生は開業されていますか?」 「ハイまだ三ヶ月ですが」
「どんな診療をされていますか?」 「クリニックの待合室でも、各診療台でも(シッコ)が流れています」
「・・・・・」
マイケル・ムーア監督のドキュメンタリーフィルムです。
アメリカの医療制度の問題点を深く抉り出します。
道に寝間着のまま捨てられるホームレスの入院患者。
お金が無い人は、ろくに治療を受けられません。
入れ歯を作るのに150万円?
日本の国民皆保険制度が、いかに素晴らしいかわかります。
明日も僕は精一杯の治療をします。
どんな制約があっても。
それが僕の誓約です。
先生、お久し振りです!
遅くなりましたが、開業おめでとうございます!
私は、これからまた以前のように仕事が好きになれるように、旅に出ようと思います…
トシコさん久しぶり!元気ですか?
旅のついでに若葉駅前歯科に一ヶ月くらいステイしてみたらどうですか?
きっとまた医療人であることに誇りが持てるようになりますよ。