それはコメダコーヒーではなかった

 

この前の日曜日はいつものように勉強会でした。

日本橋、八重洲はオフィス街で、日曜日は昼食を食べようにもコーヒーショップぐらいしか開いていません。

コメダコーヒーに入りました。

ハンバーグサンド、半熟卵、ヨモギのコーヒーを頼みました。

ヨモギのコーヒーはいけます。ハンバーグサンドは普通で、半熟卵はただのゆで卵でした。

エッグスタンドに乗っていたから、かなりの半熟を想像していたので、テンション下がります。

半熟具合なら僕のほうが上です。

店を出て気づきました。

むむ、コメダコーヒーではない!

 

 

勉強会は、とてもためになりました。

ひどいアクセントの英語です。聞き取りづらいです。

 

こんな風に書くとちょっと英語できるふうでかっこいいです。

実は講師はドイツ人です。

世界屈指の口腔外科教授です。

最先端の再生療法、骨移植を中心とした外科手術、そして失敗症例がテーマです。

 

偉い先生ってのは失敗を隠そうとしがちです。

建前では医療に失敗は許されないのですが、全てのドクターは失敗から学んでゆくのです。

だから失敗症例についての勉強会は最もためになります。

失敗は共有すべきなのです。

日本の偉い先生方、変わってください。

自分の犯した恥ずべき失敗を、なんら隠し立てせず、後輩に伝えてください。

自己満足のために、数少ない成功症例を自慢げに見せられても、しらけるだけです。

 

だから僕はこんな言葉は信じません。

「当院では失敗症例ゼロです」。

よく言えたものです。

そんな言葉が書いてあるホームページをよく見ます。

 

 

信用してはいけません。

 まずそこは偽者です。