ほとんどの人は、自分が他人よりも平均で22パーセント優れていると思っているそうです。
半数の人が平均より優れていて、
残りの人は半数の他人より劣っているのが現実なのに。
この現象は「優越の錯覚」といわれています。
抑うつの程度が低い人ほど優越の錯覚が強くなります。
これは脳内で行動や認知を制御している線条体と前頭葉の結合が弱いために起こります。
この優越の錯覚を上手く使えばモチベーションアップや向上心につながるのですが・・・。
線条体と前頭葉の機能的な結合が強い人は優越の錯覚が少なく、
自分は他人より劣っていると感じる人ほど、実は現実を認識する能力が高いのです。
つまり「自己認識に優れている」ということになるのです。
また「理性的な行動がとれる人」ということになります。
以前のブログで綴った「姿見と優しさ」にあるように、他者に対する優しさや思いやりの根底は自己認識に基づいています。
あなたは抑うつ的でもいい。
そのままで。
だからあなたは人に優しいのです。
あなたのその劣等感 僕は好きだ。
たまには雨にうたれるのもいい。
ただ 雨は視界を悪くするから、ひとしきり動かずに。