もっとサディスティックに

 

千春さん、おめでとう。 

31になったね。

あっという間に40だからね。30代を大切に生きてください。

 

千春はこんな子。

真面目で優しく、正義感がつよい。

でもかなりの人見知り。

バレーボールに青春を捧げた体育会系女子。

あまりテレビ番組やドラマに興味が無く、家計簿をつけている。

この子の本質は優しさでできている。

 

 

でも、千春は僕を戒める。

いけないのはいつも僕で。

千春に戒められ、ミドリにたしなめられ、リエに慰められる。

それが僕の日常で。

千春の鋭い言葉が、いつの間にか僕をこんなにしてしまった。

 

 

 

 

僕にはもう、モラトリアムなんて無い。千春が気づかせてくれます。

 

千春さん、これからも僕を戒めてください。 もっともっとサディスティックに。

 

 

 

P.S.   

あなたに、この詩を贈ります。

ちょうど今週、うちのクリニックで流れているドキュメンタリーに出てきます。

 

この体を持ち、それを知覚することは至情の歓びです。

  あなたが存在するだけで、それを祝う理由になるのです。

  あなたが存在することは、あなたの悲しみの理由にもなりますが、

  悲しみは歓びの形でもあります。

 

                     ルーミー